1級建築施工管理技術検定: 用語の解説 - 妻、切妻屋根、桁、梁
このブログでは、2024年を基準とした情報をもとに、1級建築施工管理技術検定に出題されやすい問題の覚え方や、効率的な勉強法を詳しく解説します。
法規法令や過去問の重要性を強調し、独自の見解を提供しますが、最新の情報は必ず各公式HPで確認してください。
切妻屋根の語源と特徴
よく試験問題で、屋根工事や足場工事について、桁方向とか梁方向とかの用語が出ますので、その解説です。
諸説ありますが、まず切妻屋根の語源ですが、「妻(つま)」が「端」という意味で、屋根の妻(端)を切った形をしていることに由来していると言われています。
切妻屋根は、棟(屋根の頂部)の両側に流れる2つの斜面からなる三角系の山形形状の屋根で、「へ」の字のような形となります。
切妻屋根の正面に立つと、屋根が三角形に見える為、「三角屋根」とも呼ばれます。
切妻屋根は、日本の戸建住宅において主流の屋根の一つで、そのシンプルな形状から、建てる時に低コストで済むというメリットがあります。
梁方向、桁方向の覚え方
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梁(はり): 梁間方向とは、端と端と橋渡ししている梁部材の方向です。※切妻屋根の場合、桁と棟は平行で、その直角方向が梁方向です。
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桁(けた): 桁行方向とは、切妻屋根を三角に見える正面に立って、奥行きが桁行方向です。※棟板金と平行で、梁方向とは直角です。
まとめ
切妻屋根を正面から見て、三角屋根の三角の横方向が梁方向、その直角、奥行き方向が桁方向であり、棟板金の方向です。
妻とは端のことであり、端と端と橋渡しする部材が梁です。梁と直角が桁方向であり、切妻屋根では棟と桁は平行です。
ちなみに、軒先とは屋根の先端のことを指します。
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